キャンプのチェアにも「サブ」という概念を導入してみたらいい感じだったので紹介します。
紹介するのは、SOLCIONのPATATTOという折りたたみ椅子。運動会やプール、行列に並ぶときなんかにも重宝します。
PATATTOとは?
株式会社イケックス工業が展開するブランド、「SOLCION」の製品である、折りたたみ椅子です。
後で紹介しますが、畳むとノートくらいのサイズになるのに、開いたら普通に普通に座れちゃうすぐれものです。
以下、公式の動画です。これ見ればイメージがつかめると思います。
軽くレビュー
僕が買ったのは高さ18cmのタイプです。
僕が持っているのは旧モデルになっているそうで、新型の方は主に以下の改良がなされているとのことです。
- 横幅が小さくなっている
- 軽い力で組み立てしやすくなっている
- 座面がお尻の形に近い曲面になっている
以下のレビューはあくまでも改良前のPATATTOについてのものですので、ご了承ください。
畳んだ状態はこんな感じです。
そのままでは、ちょっと膨らんじゃってますが、狭い隙間に押し込んだりすれば無理なくぺったんこになります。
開くのはぱたっと一瞬でという訳にはいきません。結構固くて、コツとちょっとした力が必要です。これは上記で上げた改良内容にあるように、新型では改良されているようですね。
開くとこんな感じです。形状は新型と異なります。
風呂椅子みたいですね。新型ではさらに風呂椅子感がアップしていますね。。
座った感じはしっかりしていて、安定感があります。耐荷重がなんと100kgあるということなので、僕(体重非公表)でも余裕でOKです。
座面が適度にカーブしていて、素材にちょっと弾力があるので、見た目より座り心地は良いと感じました。風呂椅子よりは楽だと思います。もちろん、高価なキャンプチェアのような座り心地を望めるようなものではありませんが。
言葉で伝えるのは難しいですが、僕の個人的な感想は、風呂椅子よりちょっと座り心地がいいくらいといったところです。
座面の形状も柔らかさも新型で改善しているんですね。なんか損した感じ。。
畳めばそのへんの隙間に入り、重さも300g程度って言うことを考えると、結構画期的な商品だと僕は思いました。
キャンプで役に立つ理由
荷物の隙間に入れておけばいい
携帯性は言うことなしです。
畳んでしまえば車に積んだ荷物の隙間にいくらでも入ってしまいますから、邪魔になることはありません。
軽いのでトレッキングやピクニックなんかにもいいんじゃないかと思います。
ちょっとした作業に使いやすい
僕が最近キャンプで使っているのチェアは、ヘリノックスのサバンナチェアです。
このサバンナチェアですが、だらっと座るには最高なんですが、だらっとしか座れないのが欠点なんですよね。
どういうことかというと、背もたれが深く、座面もお尻を包み込むような感じ、ホールド感が高いせいで、足を前に投げ出してちょっとのけぞり気味の体勢になるんです。
ちょっと表現がうまくないですが、ヘリノックス系のチェアを使っている人ならなんとなくわかってくれますよね?
まあそういうわけで、ヘリノックスのサバンナチェア(やその他多くのローチェア)は、ちょっとした作業や食事には使いづらいんです。
一方のPATATTOの方ですが、これはだらっとリラックスして座るものではありません。それだけに、頻繁に立ったり座ったりするときとか、前かがみになったりするのが楽なんですよ。
なので、炭火や焚き火の火起こしとか、テーブルの上での作業とかに僕はこのPATATTOを使っています。卓上でバーベキューやるときなんかも、ヘリノックスよりPATATTOを使っちゃいます。
濡れたりしてもサッと拭くだけでいいし、僕はキャンプ場についたらまずこれを出して諸々の作業に使い、帰るまでそのままテントサイトに転がしておきます。
必要なとき、それを拾ってくればすぐに使えるので結構重宝してます。
カラーバリエーション多いですね。
テーブルもある!!
以前からあったのかな?
僕は知らなかったのですが、今調べてみると、PATATTOのテーブルもあるんですね。
ちょっとキャンプでは、少なくともメインのテーブルとしては使えなさそうですね。さすがに強度とか耐熱性に不安があります。風で吹っ飛んじゃいそうだし。
運動会とかピクニックにこれ持っていくと良さそうじゃないですか?