100%僕の自業自得なんですけどね。
先日のキャンプで強風によりタープのポールが折れました。
折れたのはタープのメインポールではなくて、サブポールとして使っていた細めのポールです。
折れたポール
今回使っていたのと別のタープに付属していたポールです。MSRのポールです。
ちっと小さめのタープの付属品なので、長さ180cm、直径2cmくらいで、メインで使っているタープのサブポールにちょうど良いので使っていました。
このMSRのポールですが、タープの付属品でなのにクオリティーが高くて気に入ってます。継ぎ目とかもあそびがないのにスポッとハマる感じで気持ちいいんですよ。
おそらく韓国のDACという、軽くて丈夫なアルミポールで有名なメーカーの製造だと思います(違っていたらすいません)。DACはヘリノックスっていうブランド名のほうが有名ですね。
経緯
当日のタープ設置時は小雨でちょっと風があったものの、まあ問題ないだろうというくらい。
天気予報でも風速5〜6mで夜には晴れるとのことだったので、特に心配もしていませんでした。
それが、食事を終えて床につくと、風雨が強くなってきたんですよ。
半分寝ていたし、雨の中タープをたたむのも億劫だったので、そのまま放っておいたのが間違いでした。
実はこのとき、別記事(幕の強度に関する記事、張り綱の強度に関する記事)で書いたように、タープや張り綱の強度について気にしていたこともあり、どのくらい持つか試してやろうという考えがあったことは否めません。
ポールが折れた瞬間は、ウトウトしていたのでよくわかりません。ただ風は結構強くなっていましたね。
バサバサとタープがバタつく音にふと気がついたので様子を見てみると、ポールが1本折れていました。
使用していたもの
タープ
MSRのランデブー200です。
軽くて明るい(遮光性が低い)のが僕の好みにあっているので、いつも使っています。
ただその代わりに生地はペラペラなので、その強度が気になっていました。
今回の件では、見た目でわかるようなダメージはなく、その後1回使った(このときも雨。。)限りでは特に問題なかったです。
張り綱
タープに付属していたものです。
直径2〜3mmの(おそらく)ナイロン製です。
国内メーカーでこのサイズのタープだと、おそらく4〜5mmの張り綱がついてくるのではないかと思います。
ちょっと細いので、これも強度が気になっていたものです。
結果としては、張り綱が切れる前にポールが折れてしまったということです。
ペグ
長さ約25cmのアルミY字ペグです。
普段は鍛造ペグを使うことのほうが多いのですが、サイトの土が比較的柔らかかったのでこちらを使いました。
こちらはポールが折れた際も全く動いておらず、翌朝抜くのにも(いつもどおり)たいへん苦労しました。
原因
撤収しなかった
風が強くなってきた段階で、タープはさっさと片付けておくべきでした。
これが最大の原因ですね。
先にも言いましたが、どれくらい持つのか試してみたい気持ちがあったんです。そして、悪くても一番先に(タープが破れるより先に)あの細い張り綱が切れて「ほらな、張り綱はちょっと細いほうがタープが破れる心配がないんだよばーか」って誰かに言おうという思いがちょっとあったんです。
知ってましたけどバカなのは僕でしたね。
張り方が悪かった
このタープですが、普通のヘキサタープよりも固定点が多いので(最低でも7箇所固定しないと張れない。僕はいつも8箇所固定。)ちゃんと張ればかなり安定します。
今回は、サイトの広さが十分でなく、メイン2本+サブ3本のポールに加えて、1箇所は木の幹に固定するという、無理のある張り方になっていました。
正直、雨が降ってなければ張るのをやめるか、張るとしても別に持っていた小さなタープにしていたと思います。
終わりに
やっぱり早めの撤退は大事よということですね。
今回、ポール一本だけの損失で、危険なことにならなかったのが何よりです。
実際どのくらいの風速だったのかはわかりませんが、ウトウトしているときにかなり強い風が吹いていたのかもしれません。
朝になってみると、近くのサイトに設営されていたスノーピークのリビングシェルのフレームも折れちゃっていました。
見た感じ、かなり太いフレームですが、あれが折れたとなると、やっぱりかなりの風が吹いたのでしょうね。
ちなみに、テントの方はあまり大きくないドームテントなこともあり、特に問題はなかったです。横に車を止めていたのも幸いしたかもしれません。