(新)キャンプでの最強のペグは何?

以前の記事で、僕が考える最強のペグとペグハンマーについて紹介しました。
そこで述べた、「最強」のペグ/ペグハンマーについては、今でも同じ考えなのですが、「メイン」で使うペグを最近変えましたので、当記事で紹介していきます。

キャンプに持ち出すペグ

これまでいろいろなペグを使ってきましたが、今後も我が家はこれで落ち着きそうだと考えているペグの構成について紹介します。

大体これで間に合う基本構成

まずは、僕が最近キャンプ時に持ち出すペグの種類を紹介します。
基本的には以下の写真の3種類のみです。

チタンペク20, 30cm, アルミY字ペグ25cm

上から、チタンペク(20cm)、チタンペグ(30cm)、アルミY字ペグ(25cm)です。

普段ペグケースに入れっぱなしにしているのは、20cmチタンペグが20本くらい、30cmチタンペグとアルミY字ペグがそれぞれ6本ずつです。

※ 例えばキャンプサイトの地面がすごく柔らかいことがわかっている場合にはY字ペグを追加するなどしたりすることもあります。

一番多く使うのは20cmのチタンペグ

これらのうち、メインで使うペグは20cmのチタンペグです。

基本的にこの20cmのペグを使い、例えばタープのメインポールなど、特にしっかり固定したいところは30cmチタンペグ、そして実際に使うことは少ないですがサイトの地面が非常に柔らかい場合はY字ペグを使うといった具合です。

この記事で書いたように、以前は一番使っていたのは30cmの鍛造ペグ(スノーピーク ソリッドステーク)でした。なぜかというと最初に30cmのソリステをテントに必要な本数+αも買ってしまったからです。

30cmじゃあ長すぎて、流石にそれが20本近くとなるとテント/タープの設置・撤収時のペグの抜き差しが大変なので、20cmくらいが良さそうだと以前から思っていたんです。

そんなわけで、最近良く見るチタンの20cmを使ってみたところ、とても快適だったのでその本数が増えていったという経緯です。

鍛造ペグとチタンペグ/アルミY字ペグの比較

これまで鍛造ベグ(ソリッドステーク)を使ってきた僕が、チタンペグに変えることになった最大の理由は、「鍛造ペグは重すぎる」ってことです。
長年使ってきておきながら今さらなんだよって感じですが、鍛造ペグは非常に丈夫で壊れることがないだけにわざわざ買い替えようって気にならなかったんですよね。

使い勝手(打ち込みのしやすさ・抜きやすさ)

僕は、ベグを打つときは、1kgくらいの石頭ハンマーでガンガン叩き込むスタイルです。かなり乱暴なやり方ですが、これが一番楽だと思うので。

このやり方だと、強度が足りないペグは簡単に割れたり曲がったりしてしまうのですが、この点では鍛造ペグ・チタンペグ・アルミY字ペグのいずれも問題ないです。

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あえて言うと、無理に叩いて鍛造ペグを曲げてしまったことは何度かありますが、チタンとアルミY字はこれまで曲がったことはありません。
ただこれは、(チタンとかY字ペグを使うようになった)最近は鍛造ペグが曲がらないくらいの力加減で叩くようになっただけ、つまりあまり無茶な叩き方をしなくなっただけのような気がします。

というわけで、曲がる心配が少ないのはどれも一緒であり、打ち込みやすさは単純にペグと周りの土の摩擦の大きさに大きく依存します。
さらに言うと、打ち込みやすさはほぼそのまま抜けやすさに繋がります。

ダントツで打ち込みにくい(抜けにくい)のはアルミのY字ペグ

まず、これらの中で圧倒的に打ち込みづらい(=抜けにくい)のはアルミのY字ペグです。
このペグは多くのキャンプサイトで使えないです。なぜかというと、多くのサイトでは土壌が硬すぎて打ち込めないからです(無理に打ち込んだら抜くのはその何倍も大変です)。
そのかわり、これを打ち込むことのできる柔らかいサイトでは、他のペグよりもずっと抜けにくいです。

鍛造ベグとチタンペグはほぼ同等

鍛造ペグとチタンペグは打ち込みやすさも抜けやすさ(抜きやすさ)もほぼ同等の感触です。

体感での比較しかしていませんが、同じサイトで両方試してみたところでは、打ち込みに関しては違いを感じないくらい、抜けやすさに関しては、ほんのちょっとだけチタンペグのほうが抜けやすいように思える程度です。

チタンペグは鍛造ペグより表面が滑らかなので、少し抜けやすくなってしまうのかもしれません。いづれにしろ、ごく小さな違いです。

サイズ・重量

サイズに関しては、30cmのソリッドステークとチタンペグのどちらも直径8mmです。
※ ちなみに20cmのものはソリステが直径6mmに対してチタンペグは7mmと、若干太いです。

大きく違いが出るのは、その重さです。
以下が手元のものを実際に計量した結果です。

鍛造ベグ 178.5g、チタンペグ 72.5g 、Y字ペグ 41.5g

30cmのソリッドステークが178.5gと最も重く、同じ長さ・直径のチタンペグの重量は半分以下の72.5gです。
一番軽いのはアルミのY字ペグでわずか41.5gでした。

打ち込みやすさ、撤収時の抜きやすさを考えなければ、Y字ペグが圧倒的に抜けにくくて軽量ということになりますね。なので、僕はペグとしてあえて「最強」と言うならアルミY字ペグだと考えているんです。

実際には、先にも述べたように、このY字ペグは多くのサイトで使い勝手が悪い(打ち込みにくい、抜きにくい)ために「メイン」ペグにはならないわけですが。。

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ここまで来ると「それならもっと短いY字ペグを使えばいいじゃないか」ってことになりますよね。
僕も18cmのものを所有しており、実際使うこともあります。
ただ18cmのものでも硬いサイトでは抜き差しが結構辛く、乱暴に打ち込む使い方では強度もやや不安です。結局メインは20cmのチタンペグに落ち着きました。

使い勝手ではほぼ同等の鍛造ペグとチタンペグですが、この重量差が大きいです。30cmの場合だと10本あたり1kg以上の差になるわけですから。

設置/撤収が比較的楽な幕しか使わない僕の場合でも、テントやシェルター/タープを贅沢に張るようなときは、使用するペグは30本を超えますので、この差は大きいです。
というか、僕が鍛造ペグからチタンに乗り換えたのはこの重量のためです。

チタンペグレビュー

ここからは、実際にチタンペグを使ってみた際の使用感などについて紹介します。

Boundless Voyage チタンペグ

日本のアマゾンを見るだけでも複数の中国メーカーから見た目・スペックが同じ(価格もほぼ同じ)チタンペグが販売されています。もしかしたら同じ工場でOEM生産されていたりするかもしれません。

僕が購入したのは、Boundless Voyageというメーカーのものです。Boundless Voyageも中国メーカーではありますが、アウトドア向けの特にチタン製品で最近良く目にする名前です。

僕はAliExpress(上記ボタンのリンク先以外にもいくつかのショップで販売されていますが、価格差はあまりないようです)で購入しましたが、Boundless Voyageの製品はアマゾンでもほとんど同じような価格で販売されています。
本記事執筆時点ではAliexpressの方が数十円安い程度です。僕はたまたまセールをしているときや、AliExpressのクーポンがあるときにでそれを使って購入したりしました。

楽天やYahoo!ショッピングでも販売されていますが、高いです。特にこだわりが無ければAmazonかAliExpressで購入するのが良いでしょう。(AliExpressは納品に日数がかかるので注意)

使い勝手

レビューと言っても、実はあまり言うことはありません。

同じ長さの鍛造ペグと同じように使えて、半分以下の重量というのがざっくりした感触です。

つまり、鍛造ペグと同じように、硬い地面にガンガン打ち込むことができますし、ちょっとやそっとで曲がるようなこともなさそうです。
同じ長さの鍛造ペグから置き換えても違和感なく使用できると思います。

メリット/デメリット

このペグの最大のメリットは鍛造ペグの使いやすい性質を持ちながら、鍛造ペグよりかなり「軽い」ということにつきると思います。
逆に言うと、重量があまり気にならない人にとっては、価格がちょっと高いチタンペグに対する魅力はあまりないかもしれません。

これも人によるかもしれませんが、重量以外のメリットとしては、チタンペグは錆びないということがあります。

TIPS

厳密に言うと、チタンも表面は酸化します。
ただ、この酸化膜は空気を通さないので、サビが内部に侵食するようなことがありません。
これはアルミなどが錆びないと言われる(実際には表面に酸化膜が形成される)のと一緒ですね。

鍛造ペグの場合は数回使えば表面の塗装が剥げてしまい、濡れると錆びるようになってしまいます。よほどひどく錆びたりしなければほっておいても良いとは思いますが、気になる人には気になると思います。
その点チタンペグは錆びることがありません。極端な話、撤収時に濡れていてもそのままペグケースに放り込んでも大丈夫です。(ペグケースが汚れるのでちゃんと拭いたほうがよいとおもいますが)

一方、人によってはデメリットになるかと思うのが、フックの部分の穴や隙間がやや小さいことです。
穴に関しては、普通のペグハンマーについているペグ抜きのフックは入りません。

チタンペグと鍛造ペグのフック部分
30cmのチタンペグと鍛造ペグ


ソリステの場合は、地面が硬い場合この穴にもう一本ソリステを入れてグリグリ回しながら抜いたりしますが、そのような技は使えないです。
穴ではなくて、隙間の方ですが、30cmのペグの隙間に20cmのペグは入ります。(20cmのペグを使えば30cmのペグをグリグリで抜けます)
残念ながら20cmのペグのフックの隙間に、20cmのペグが入りません。なので、グリグリ抜きができません。

ペグ抜きがない石頭ハンマーを愛用している僕は、特に硬いサイトではグリグリ抜きを多用していたので、これはちょっと不便に感じています。

耐久性も気になるところですが、僕はまだ5回くらいしか使っていないのでわかりません。今のところは全く問題はありませんが。
鍛造ペグの場合は耐久性を気にすることなどないくらい丈夫ですが、チタンの場合はフックの部分が溶接なのが気になります。見たところかなりしっかりした溶接ではありますが、安心感をとるなら鍛造ペグに軍配が上がると思います。

今後使っていくうちに、耐久性に問題があるようであれば報告します。

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