チンアナゴペグを購入したのでレビューします

ちょっと前までは、子供が小さかったこともあり、我が家のランタンは安全性重視ですべてLEDランタンでした。

最近になり、子供も成長してきたので、そろそろいいだろうということでメインランタンを明るさ・雰囲気重視のガソリンランタンに変えました。

それがコールマンのノーススター2000です。

これ、すごく明るくて買ってよかったと思っているのですが、ガソリンランタン特有の、シューって言う音がちょっと気になります。

今まではタープのポールにランタンをぶら下げていたのですが、このランタンでそれをやると、ちょっと近すぎるなと。。。

そんなわけで、ランタン用のポールを別途用意して、ちょっと離れたところに設置できるようにしました。

今回、ランタンスタンドを購入するにあたって主に以下の3つの商品を比較・検討しました。

候補になった商品

三本足スタンド

店頭ではいくつかチェックしましたが、三本足のスタンドにはあまり惹かれませんでした。

後に紹介する一本足のほうが足を引っ掛けたりするリスクが少なそうだし、僕が重視する収納性も良さそうなので。。

ただ、コールマンのランタンスタンドIVは良かったです。3本の足が地面に這うような感じの邪魔になりにくい構造(真ん中の支柱の近くにちょっとだけ飛び出る部分がありますが、邪魔にはならないレベル)、触った感じでは安定感もかなりありそうでした。

3本の足をそれぞれ小さいペグで固定するだけでかなりの安定性を得られそうなので、地面が硬いときなどは、ペグを深く刺す必要のある一本足よりむしろ楽そうに思います。

安定性に問題はなく、設置・撤収に関しては、今回の候補の中では1番楽なのではないかと思いました。

ただ、僕にとっては大きなデメリットになるのは畳んでも結構かさばることです。

これが理由で僕はやめました。収納サイズが気にならない場合はいい選択肢だと思います。

パイルドライバー

スノーピークのパイルドライバーも最終候補の一つでした。

って言うか、実は最有力候補でした。ネットの評価とかすこぶる良かったし。。

そんなわけで、ほとんどこれを買うつもりでショップに行ったのですが、現物を見てやめちゃいました。残念。

やめた理由ですが、まずは想像していたよりも重くてかさばることです。ハンマーの機能があるんだから、重いのはあたりまえなんですけどね。。

特に最近の僕は、軽量コンパクトなギアを好むようになってきたので、どうしても頑丈で重いものが多いスノーピークの製品とは相性が悪いんですよ。かっこいいのが多いんですけどね。

もう一つの理由ですが、実際に触らせてもらって、これじゃあ固いサイトには十分に打ち込めそうにないと感じたからです。実際キャンプ場でも、パイルドライバー独特の打ち込み音が長いこと続いて聞こえてきたりしますからね。

やっぱり本当のハンマーで打ち込むようにはいかないだろうと。。

これならペグで固定できる三本足のほうが楽なのではないかと。。

※ ただこれは、実際に土に打ち込んでみたわけではなく、あくまでも僕が店頭でいじってみただけの感触です。

今思ったけど、もしかしてパイルドライバーって、ハンマーで叩けるのかな?それならいいかも。店で聞いておけばよかった。。

チンアナゴペグ2

DoDのチンアナゴペグ2です。

これはポールが固定できるようになっている、長めのペグのようなものです。

チンアナゴペグ2

写真を見てわかるように、ちょうどスノーピークのソリッドステークなどのペグの上部にボールを固定できるような構造です。

だいたい35cmくらい地中に打ち込んで使う感じになります。

これにポールを組み合わせることで、ランタンスタンドとして使えるようになります。

チンアナゴペグ

実際に使っているのがこんな感じです。

円筒部分にボールを入れて、2つの蝶ネジで固定するだけです。

ちなみに、写真のポールは直径22mmのアルミポールです。この場合、ランタンをかけるとその重みでそこそこしなります。そもそもそういうポール(しなるポール)だし、実際強度的には問題ないと思われる程度のしなりなのですが、目に入るとなんか不安になるし、風があるとランタンがゆらゆらします。

↓このポールです。。

安心感を考えると、もう少し太めのものとか、しなりの少ないスチールのポールの方がマッチすると思います。チンアナゴペグ2自体は直径28mmまでのポールを使えます。

28mmだとギリギリ入るくらいです。
直径28mm+ゴム足だとおそらくあなに通りませんので注意してください。がぞ
ちなみに、DoDが推奨しているDoD ビッグタープポールはゴム足のないタイプなのでチンアナゴペグにジャストサイズです。
選択肢が多い32mmに対応せず、ゴム足なしの28mmというマイナーなポール(それがDoDのポール)にしっくりくるようになっています。うまくやっていますね。

僕は、これのために安い中華ポールでも1本買おうかどうか考えています。

先代のチンアナゴペグはポールを固定するネジ部の溶接に問題があったようですが、2代目のこちらでは改善されているみたいです。
と言うか、先代には事実上の欠陥があったので、修正版をニューモデルという事にしたのではないかと予想します。
この、ネジ固定ですが、注意しなければいけないことがあります。
以下は、チンアナゴペグに固定したあとのポールの様子です。
チンアナゴペグによるポールの傷
見事にネジで締めたあとが傷になっていますね。(結構高いポールだよこれ・・・)
気になる人は、革やゴムなどのシートを間に入れて保護したほうが良いかもしれません。ただし、直径28mmのポールはギリギリなのでシートは入らなそうです。。

僕は購入するにあたって、本当は現物を確認したかったのですが、実はショップの店頭では見つけられず、現物を見ないままポチっちゃいました。

ただこれは僕的には当たりでした。なかなか使い勝手がいいです。

まず、これはハンマーで打ち込めるので、固いサイトでも比較的楽に使えます。かなり頑丈な作りで、ソリステなどの鍛造ペグと同じ感覚で打ち込めます。

それと、他の専用ランタンスタンドと比べると、当然収納サイズが小さいです。

さらに、僕の場合はタープの張り方に自由度を持たせるため、ポールを多めに持っていきます。なので、このチンアナゴペグに余ったタープポールを組み合わせれば済んじゃうんです。

ただ、これで4000円近くするのは、ちょっと高いかな。。
それでも、収納袋もセットになっているので、最近よくある収納袋をめちゃ高い価格で別売りにする商法に比べると良心的ですね。

比較してみて

今回は、主に上述べた3商品を手にしてみました。(とは言ってもコールマンとスノーピークのは実使用してないですが)

僕の場合、もともとポールが余っていたのでチンアナゴペグにしましたが、ポールまで揃えるとなると高くついちゃいますね。

コールマンのランタンスタンドIVは、失礼ながら思いのほか良かったです。3本足ながら足を引っ掛けにくそうな構造で、安定感も十分に感じました。ただ地面が平らじゃないとだめそうですね。

スノーピークのパイルドライバーは、僕の期待が大きすぎたようです。固いサイトに行くことが多い僕には使いにくそうな印象でした。見た目はスッキリしてて一番かっこいいですけど。

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