湯たんぽの選び方・使い方と使用シーン別のおすすめ紹介

キャンプギア

近年、価格も下がり、人気が再燃してきている湯たんぽですが、今はいろいろな素材・タイプの物があり、どれを選べばよいのか迷ったりしていないでしょうか?

実用性を優先する場合、僕がおすすめするのは、自宅で使用するなら樹脂製(プラスチックタイプ)かゴム製、キャンプで使うなら金属製かゴム製のものです。

本記事では、自宅あるいはアウトドアで使用する際の、湯たんぽのタイプによるメリット・デメリットについて説明し、各タイプのオススメ湯たんぽを紹介します。

各素材のメリット・デメリット

湯たんぽに使われる代表的な素材は、金属、樹脂(ソフトタイプおよびハードタイプ)、ゴム、陶器があります。

この章では、上記それぞれの素材と最近使われるようになった新しいタイプのものも加えてそれぞれのメリット・デメリットについて説明します。

湯たんぽを選ぶ際に、保温時間の長さが重視されることが多いと思います。
実は、通常の使い方(布団に入れて使う等)の場合は、素材による保温時間の違いはあまりありません。
保温時間にか大きく影響するのはお湯の量です。
なぜそう言えるのか、ちょっと長くなってしまったので別途以下の記事でその理由を説明しています。
湯たんぽの素材によって保温時間に違いはあるのか?
金属製の湯たんぽの保温性が高いというのは間違いです。 湯たんぽの保温時間について、素材による差があるでしょうか? その答えは「湯たんぽそのものの保温効果は素材によって異なるけれども、通常の使い方ではあまり差が出ない」というものです。 当記事では、なぜそう言えるのか? それでは保温時間が長持ちするのはどのような湯たんぽなのかについて説明します。

金属製湯たんぽ

湯たんぽと聞いて誰もがまず思い浮かべるのが、この金属製のものですよね?

伝統的で現在も主流な素材がトタンですが、他に銅やステンレス製のものもあります。
金属の種類により、耐久性や耐腐食性に多少違いはありますが、その他の特徴はどれでもほぼ同じです。


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他の素材の湯たんぽにない大きなメリットは、直接火にかけることができる(商品がある)ことです。(直火対応の製品に限ります)

特に、キャンプなどのアウトドアでこのメリットは大きいです。

キャンプに自宅で使うような大きなやかんを持っていく人は少ないですよね?

キャンプに持参するやかんや鍋って、あまり大きくないと思います。これらで湯たんぽに入れるお湯を沸かすのですが、一度では足りないことが多いです。
ファミリーキャンプで家族分なんてことになると、時間がかかってしょうがないです。

その点、直接火にかけることができる金属製のものは便利だと思います。
自宅で使う場合にも、コンロで直接お湯にしても良いですし、ストーブなどがあればその上に水をいれて置いておくだけで暖めることができます。

デメリットとしては、かさ張ることがまずあります。自宅で使う場合は気にならないと思いますが、キャンプなどに持ち出す場合は意外と場所を取ることになります。

メリット

  • 直接火にかけることができる(ものもある)
  • 耐久性は比較的高い

デメリット

  • かさ張る (使わないときに畳んだりできない)
  • 手入れが悪いと錆びる

樹脂製(ハードタイプ) : プラスチック製

素材としてはポリエチレンがよく使われており、比較的安価で軽いです。金属製のものほど熱伝導率が大きくないため、表面が急激に高温になりにくく、カバーが外れてしまうなど、万が一の際にも比較的安全に使うことができます。


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成形に自由度があるプラスチック製であるため、上の写真のように取っ手がついているものが多く、持ち運びも楽にできるようになっています。

金属製のものと同様、未使用時にもかさ張るというデメリットがあります。

メリット

  • 容量に対して比較的低価格
  • 取っ手がついているなどの工夫が多い
  • 耐久性は比較的高い

デメリット

  • かさ張る (使わないときに畳んだりできない)

樹脂製(ソフトタイプ)

最近多いのがこのタイプです。多くは塩化ビニル(PVC)という安価な素材で作られているため、比較的安価な製品が多いです。(下の写真はPVC製の中では比較的高価格なものです)


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同じくPVCで作られていることが多い浮き輪などをイメージすると良いかと思います。(実際には安い浮き輪よりはしっかりした作りに見えます)

最大のメリットは柔らかいので形状に自由度があることです。そのため、未使用時に畳むことができること、熱いときに水枕として使うこともできることやお湯の量を自由に調整できる(一部を除く金属製やプラスチック製のものは、変形を防ぐためにお湯は満タンまで入れる必要がある)ことができます。
また、柔らかいため座っている際は膝に置いたりしても金属製やプラスチック製のものよりも安定しますし、ふとんの中でもじゃまになりにくいです。

一方、耐久性は他のものに比べて劣ります。
使い方や当たり外れによるところも多いと思いますが、浮き輪の空気漏れのように、お湯が漏れるようになってしまうことが多いようです。

メリット

  • 低価格
  • 素材自体が柔らかい
    • 膝などに置いた際に安定する
    • ふとんの中でじゃまになりにくい
    • 未使用時にたためる
    • 水枕としても使える

デメリット

  • 耐久性が低い

ゴム製

最近は少なくなってきましたが、病院などではまだよく使われている印象です。


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メリットは、ソフトタイプの樹脂製とほぼ同じです。柔らかい事による様々なメリットがあります。
また、柔軟性は塩化ビニル製のものよりも大きく、一般的に耐久性は塩ビ製よりも優れます。(製品のでき次第ではあると思いますが)

一方、デメリットとしてはゴム臭いことがあります。特に新品のときは結構強く臭います。

メリット

  • 素材自体が柔らかい
    • 膝などに置いた際に安定する
    • ふとんの中でじゃまになりにくい
    • 未使用時にたためる
    • 水枕としても使える
  • PVC製のものよりは耐久性がある(製品による)

デメリット

  • 臭い

陶器製

乱暴に扱うと割れやすいので、キャンプでは使われませんが、自宅では使われることも多いようです。


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メリットは、素材自体の断熱性が高いことで、他の素材よりも薄手のカバーで済む、あるいは使い方によってはカバーなしでも程よい暖かさを維持できることです。

デメリットは、高価、重い、落としたりすると割れるため危険であることなどがあります。

メリット

  • 素材自体の断熱性が高い(保温性が高い)
    • カバーなしでも急激に高温になりにくい

デメリット

  • 比較的高価
  • 重い
  • 割れやすい

ウェットスーツ素材

ウェットスーツに使われる素材でできており、最近アウトドア向けとして販売されているものです。新しいものであり、選択肢は少ないです。


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これについては友人等も含め僕は使ったことが無く、参考として紹介するにとどめます。
(想像ではありますが)メリットとしては柔らかくて断熱性が高い素材であることです。サーフィン/ダイビング等でウェットを着たことのある人ならわかると思いますが、(ゴムなどに比べて)伸縮性に優れ、断熱性もかなり高いです。使い方によっては、カバーなしでもすみそうです。

未使用時にはコンパクトになるので、アウトドアでは便利そうですが、容量が小さいので一晩中暖かさを維持するのは難しそうでもあります。

その他

電子レンジ式

電子レンジで暖めるタイプの湯たんぽです。
手間をかけずに暖めることができる点では便利そうですが、アウトドアでは使えませんね。。

充電式

内部のバッテリーに充電し、熱を発生させる仕組みのものです。
湯たんぽと言うよりかは、カイロに分類したほうが適切なようにも思いますが、機能としては湯たんぽと同じようなものと言えそうですね。
ちょっと使ったことが無いのでなんとも言えません。個人的にはリチウム電池が高温になることの危険性が心配で使えないです。

自宅・アウトドアでのオススメタイプと商品は?

あくまでも僕の個人的見解ですが、自宅・アウトドアで使用する湯たんぽのオススメタイプを紹介します。
見た目や所有感といったものも重要だと思いますが、ここではあくまでも実用性を重視した紹介となっていますので、ご了承ください。

自宅では、プラスチック製かゴム製

比較的大きなやかんやポットでお湯を沸かすことができる環境では、金属製の直火が使えるメリットよりも、プラスチック製の扱いやすさが勝つと思います。

プラスチック(ハードタイプ樹脂)性でおすすめするのは、タンゲ化学工業の呼吸する湯たんぽです。
湯たんぽでは大手メーカーとなるタンゲ化学工業社の製品であり、タンゲ化学工業のプラスチック製油たんぽの特徴である、立て置きできることに加え、キャップに湯たんぽ内部の空気圧を調整する仕組みがあるため、お湯を満タンに入れなくても変形しません。
容量は1.8リットルのものと2.6リットルのものがあります。2.6リットルのものであればふとんに入れて朝まで暖かく使うことができます(使い方次第ではありますが)。

お湯を入れる際などの扱いやすさでは劣りますが、柔軟性のあるゴム製も非常に役に立ちます。夏場にも水枕として使えることから、子供の発熱時に備える意味でも良いのではないかと思っています。

ゴム製湯たんぽのおすすめは、オンリーワン(浪華ゴム工業)のゴム湯たんぽです。
これはちょっと高価なのですが、それもそのはずでなんと国内製造です。浪華ゴム工業は医療機関向けのゴム製品を製造・販売しており、耐久性なども信頼できるものです。

なぜかAmazonでは販売されていません。。

もっと安い(ていうかこっちはAmazonだとすごく安い)ゴム製湯たんぽもあります。こちらは2枚の平らなゴムを張り合わせただけのような形状なので畳むと小さくなります。容量も2Lと、上記のものよりも少し大きくなります。

アウトドア/キャンプでは、金属製かゴム製

先にも述べたように、お湯を沸かすこと自体が面倒なアウトドアでは、直接火にかけることのできる、金属製の湯たんぽが使いやすいです。

金属製の湯たんぽでオススメするのは、マルカの湯たんぽ Aです。
この製品の大きな特徴は、底面が平らになっていることです。そのため、IH調理器やストーブの上に置いて加熱することができます。(もちろんIH対応です)
アウトドアで使われるシングルバーナーの五徳などに置いても安定しますので、金属製をキャンプで使っている人はほぼみんなこの製品だと思います。

2.5Lのものと3.5Lのものがありますが、正直3.5Lはキャンプには大きすぎだと思います。ただし、3.5Lあると暖かさはかなりキープできます。

お湯を沸かす手間以外では、ゴム製の使いやすさのほうが上回ると思います。熱いときに冷たい川の水をいれて水枕にするなんて言うこともできるかもしれませんね。

ゴム製のオススメ商品については、上に挙げたものと同じなので割愛します。

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