アウトドアに最適(?) マルカ湯たんぽの使用レビュー

以前書いた、おすすめ湯たんぽの記事で、湯たんぽのタイプ別メリット・デメリットについて紹介しました。

本記事では、金属製湯たんぽの代表格ともいえるマルカの湯たんぽA(2.5L)を購入したので、その使用レビュー記事を書いていきます。
※ 実際には前から使っていて、最近1追加購入したということなんです

なぜマルカの湯たんぽは人気なのか?

これは僕がこの湯たんぽを選んだ理由そのままともいえるのですが、金属製の湯たんぽは、直接火にかけてお湯を沸かすことが出来るというのがあります。

もともとはキャンプでの防寒対策として考えていたので、これは重要な性質でした。
キャンプの場合、自宅で使うような大きなやかんを持っていったりはしないですからね。

もう一点、金属製にしても、なぜこの製品化という点については、何といっても信頼性が高い(ように思える)てんがあります。湯たんぽって、決して安全性が高いものではないと認識していますので。

もう一点、マルカの湯たんぽAの特徴として、底面が平らになっていることがあります。
これは自宅キッチンがIHコンロである我が家ではほぼ必須の特徴となります。(この後のレビューで説明します)

最近は寒い時期のキャンパー人口もかなり増えてきましたし、それに伴い金属製の湯たんぽの需要が増えてきているのではないかと思います。
マルカの湯たんぽは冬場になると入手しにくくなっちゃったりしますね。

使用レビュー

マルカ 湯たんぽA(2.5L)

購入したのは、マルカ株式会社の湯たんぽA(2.5L)です。
「A」は「エー」じゃなくて「エース」と読むみたいです。

袋(カバー)付きのもので定価は3,500円ですが、ネットでは3千円弱で売られているようです。僕は楽天でポイント分を引くと実質2,500円くらいの価格で購入できました。

ちなみに湯たんぽAには3.5リットルの物もあります。
ただ、これはさすがにキャンプに持っていくには大きすぎる気がするし、後のレビューで示すように、多くの場合は2.5リットルの保温力で充分かと思います。

サイズ・重さ

サイズの公称値は、29.5×21.6×7.4cm 、実測してみましたがほぼ公称値どおりでした。

重さについては公称値0.61kg、実測値650g程度と、ちょっとした誤差はありますがほぼスペックどおりでした。

マルカ湯たんぽA 2.5L 重さ247.5g

水をいれると重さは3kgくらいになりますので、膝の上にのっけたりすると結構ずっしり感じます。

そして、その形状の大きな特徴は、底面が平らになっていることです。

マルカの湯たんぽAは底面が平ら
マルカ湯たんぽAの底面

テーブルなどの平らな面においた場合にグラグラせず安定しますね。
底面が平らなおかげでIHコンロが使えます。

マルカの湯たんぽはIHで使用可能

ストーブの上で沸かすときなども安定してよいです。
キャンプなどでも石油ストーブなどを使う場合は、この使い方はかなりおすすめです。

給湯口・口栓

給油口は直径2cmほどです。

マルカ湯たんぽAの口栓サイズ 2cm

やかんからお湯を注ぐような使い方だと、ちょっと小さいかなと思います。
漏斗などを使ったほうが良いかもしれません。

僕の場合、蛇口から直接水を入れてから湯たんぽごと火にかけて温める使い方なので、多少こぼれても問題ないのですが、やかんで沸かしたお湯を入れる場合は熱湯がこぼれることになるのでちょっと嫌ですよね。

口栓には安全弁がついていて、万が一内部の圧力が上がりすぎた場合はこの安全弁が開いて蒸気を外に出すようになっています。

バネの力より内圧が高くなるとで安全弁が開く
注意

安全弁は、万が一のときのための機能です。
湯たんぽを直接火にかける際は、必ず口栓を外した状態で加熱する必要があります。

金属製や大抵のハードタイプの樹脂製の湯たんぽの制限として、湯は満タンにして使う必要があります。

満タンにしていない場合、お湯以外の空間はほぼ水蒸気で満たされます。
温度が下がるとこの水蒸気は水に戻るので、内部は真空に近い状態になってしまいます。
そうなると、湯たんぽが凹んでしまったり、傷んでしまうリスクがあるわけです。

湯たんぽAについていた説明によると、以下の使い方をする必要があります。

  1. (湯たんぽを直接火にかける場合)7~8割の水を入れて沸かす
  2. 湯が湧いたら火を止め、別途やかん等で沸かした湯を満タンになるまで補充する

うーん。別途湯を沸かすって。。。

僕の場合、最初はこの通りにしていましたが、面倒なのでいまはそんな事していません。
ちょっと多めに水を入れて火にかけて、沸騰する直前を見極めて火を止めています。それで、多少空間が残ってしまっていてもそのまま栓をしちゃっています。(このやり方はおすすめしませんが)
※ 実際には「沸騰の直前を見極める」ことができなくて、ちょっと吹きこぼすことのほうが多いです。

あるいは、7~8割の水を沸騰させたあとは、(沸かしていない)水で満タンにしちゃってもいいかもしれません。
温度はちょっと低くなりますが、実用上問題ないと思います。

っていうか、そもそもこの湯たんぽ、本当に満タンにするのは難しいです。

というのも、口栓の位置が一番高い場所にないんですよね。

湯たんぽ 満タンにしようとしても空間が残る
栓より上の部分に空間が残る

本当に満タンにするとすれば、湯たんぽをちょっと傾けてやるなどしなければならないと思いますが、熱湯が入った湯たんぽでそんなことをするのはなかなか困難です。

この湯たんぽの構造上、多少の空間が残ってしまうのは仕方ないかと思います。

コメント

これについては、ちゃんと解決済みの商品がありました。それもマルカさんから。。

栓の位置が真ん中にあるので、ちゃんと満タンまで水が入りそうです。
しかも栓の口径も大きいので、使いやすそうですね。
見た目的には湯たんぽAのほうが好みって人のほうが多そうだし、容量もちょっとだけ少ないですが、実用的にはこれがいいかもしれません。僕はこの商品の存在に気が付かなかったし。。

注目!!

この湯たんぽ(というか直接沸かせるタイプの大抵の湯たんぽ)の最大の煩わしさである、吹きこぼれしやすいという問題について、天才的なアイデアで解決する方法を紹介されているブログ記事を見つけました。

ADIAさんによる月と星が見たくてというブログの記事です。こういうアイデアってもろに僕のツボです。思いつく人ってすごいなあと思います。
10数年も前の記事ですね。だったら世界中に広まっていて良いアイデアだと思うのですけど、知らなかったのは僕だけなのか??
自分でも試したいけど、工作のハードルがちょっとだけ高いかな。マルカさん、なんでこういうの作らないの?

保温性

保温性に関しては、湯たんぽの素材等にはあまり関係なく、その使い方(タオルで巻いたりするか? 布団に入れて使うか? 等)に依存することは以下の記事で解説しました。
興味のある方はぜひ参照してください。

上記記事を見てもらえればわかるかと思いますが、僕は「保温時間は何時間だった」などというのはあまり意味はないと思っているので、ここでは、あくまでも特定の条件での使い勝手という前提で、主に個人の感覚的な感想を述べます。

まず、沸騰させたお湯をほぼ満タンにし、付属の袋に入れた上で冬向けの布団に入れっぱなしにした状態だと、24時間経ってもほんのり暖かいです。
寝相が悪い人が寝たりしている布団だと完全に冷めちゃうかもしれませんが。。

例えばよる寝る前に湯たんぽを布団に仕込んでおけば、朝になってもぽかぽかです。というか、沸騰した湯を入れたばかりの湯たんぽは熱すぎるので、むしろ朝になったくらいの温度のほうが足やお腹に乗っけてちょうど心地よいくらいです。

湯たんぽは低温やけどの危険があるので、寝るときは布団の中でも体から離しておかなければなりません。
キャンプのときなども熱い湯たんぽを寝袋に入れっぱなしにして寝るのは危険です。
低温やけどって、たちが悪いです。結構重症化しますよ。

注意

低温やけどに注意

消費者庁のニュースリリースによると、熱いものに皮膚が触れた場合に(低温)やけどを起こすまでの時間はおおよそ下記のとのことです。
44℃で3~4時間
46℃で1~2時間
50℃で2~3分間

ちょっと熱いお風呂の温度でも長時間皮膚が触れているとやけどしてしまうということですね。
特に寝ている間は気づかず湯たんぽに触れっぱなしになってしまう危険がありますので、十分な注意が必要です。
※ 上記消費者庁のニュースリリースでは、寝るときは布団から出すことが推奨されています。

寝る前に布団やシュラフ(寝袋)を暖めるために使うことも多いかと思いますが、実際には湯たんぽを置いておいたところしか暖かくなりません。(布団・シュラフの断熱性が高いほどそうなります)

おすすめは、寝る前に毛布・タオル等で湯たんぽをグルグル巻き(キャンプの場合はシュラフ自体/インナーシュラフグルグル巻き)にして暖めることです。
寝る直前に毛布/シュラフを広げれば、わりと広い範囲が暖かくなっているので快適ですよ。

付属ケース

ケースセットで購入すると付属してくるケースは、柔らかめのフリース素材の巾着です。

サイズも適度な余裕があって出し入れしやすく、柔らかい肌触りも良好で、非常に使いやすいです。
個人的には、セットで購入することをおすすめします。

断熱性については、沸騰したお湯を入れた状態でもケースに入れれば手に持って運ぶのは問題ないくらいです。
ただ、その状態で膝に長時間乗せたりするのは熱すぎます。

温度が高いうちは、タオル等で巻いて使うのが良いと思います。

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