キャンプ入門 2 : キャンプ場の選び方・予約方法

キャンブの経験がない人にしてみれは、そもそもどんなキャンプ場をどうやって使うのかってことも分かりませんよね。

キャンプ入門の第2弾は、キャンプデビューのためのキャンプ場選びから一般的な予約の方法までを紹介します。

初キャンプに初心者だけで行っても大丈夫?

キャンプはしてみたいけど、知り合いにキャンバーがいなかったり、いたとしても一緒には行きたくはない人だったりで、なかなか踏み出せない人って多いと思います。

結論をいうと、初心者だけでキャンプをしても大丈夫です。なんの問題もありません。

ただ、キャンブ場にもいろいろあります。初キャンプで楽しく過ごすには初心者でも楽しめるキャンプ場を選ぶことと、最低限のルール・マナーを知っておく必要はあります。

COMMENT

近年はキャンプ場も混み合うことが多くなったためか、キャンプのマナーについては見る目が厳しくなって来ている感じです。その分キャンパーのお行儀も平均的には良くなっているように感じています。僕が子供の頃は、夜にギターを弾いちゃってる人とかがマジでいましたからね。
とは言え、ごく常識的に過ごしていれば何も問題ないので、特に心配することもないですよ。

どんなところでキャンブをすればいいの?

キャンプ場以外はダメ

基本的に、キャンプ場以外でキャンプは出来ないものと考えておきましょう。特に初心者はダメです。

法的な問題

日本国内の土地には所有者(地権者)がいます。
私有地は個人の所有地ですし、国有地は国の土地です。

当然、道路や公園などの公共地を除くほとんどの土地は、許可なく入ることは認められていません。
公共の場所でも火を使うことは認められていないところがほとんどなので、事実上キャンプ場以外でキャンプをするには所有者の許可が必要になってしまいます。

COMMENT

もちろん、所有者が許可している場所なら可能です。
事実上黙認されているような場所も多いです。
いずれにしろ、ある程度設備があるキャンプ場以外でのキャンプ(野営)は初心者向けではありません。

安全上の問題

例えば管理されていない河川敷等では、荒天やダムの放水による鉄砲水がいつ合ってもおかしくありません。山間でも地すべり等の危険性があります。

また、野生動物による被害もありえます。もしかしたら、おかしな人が現れる危険もあるかもしれません。

キャンプ場外でのキャンプは危険なものです。

設備の問題

その辺でキャンプをしても、炊事場もトイレもありません。十分な水を持っていき、排泄物は持ち帰らなければなりません。

とても初心者のファミリーキャンプ向きではありませんね。

キャンプ場ならどういうところがよい?

高規格キャンプ場

キャンプデビューは、いわゆる「高規格キャンプ場」と呼ばれるキャンプ場がいいです。

「高規格キャンプ場」に明確な定義はないと思いますが、一般的には以下のような特徴をもつキャンプ場のことを言います。(すべてがあてはまるとは限りません)

  • 管理人が常駐している
  • 管理が行き届いている
    • 炊事場やトイレが比較的清潔
    • 風呂・水洗トイレもきれい
    • サイトもよく整備されている&広い
  • 売店がある
  • 機材のレンタルをしている
  • 価格は高め

要するに、ちょっとグレードが高めのキャンプ場と言った感じです。

キャンプデビューに高規格キャンプ場を選んだほうが良いと思うその理由は、高規格キャンプ場にしておいたほうが無難だからです。

多くの高規格キャンプ場では、売店があり必要最小限のものが販売されていたり、テントやその他のキャンプ用具がレンタルされているので、万が一装備に不足が合った場合でもなんとかなります。

また、管理人が常駐しており、炊事場やトイレ等の清掃が行き届いています高規格でない場合、水回りが清潔でなくて気分が萎えてしまうようなキャンプ場ってあるんですよね。。
初めていったキャンプ場が不衛生だと、二度と行きたくない気持ちになってしまうかもしれませんね。

それと何より、そもそも高規格キャンプ場にはそもそも初心者キャンパーも多いので、自分が初心者でもなんとなく安心感がありますね。実際のところ、周りはそんなこと気にしてませんけど。

大抵の場合はスタッフの人も優しいですよ。

COMMENT

あくまでも僕の個人的な感想ですが、高規格キャンプ場を使うキャンパーは行儀が良い人が多いです。
無料だったりすごく安いキャンプ場だとたまに行儀の悪いキャンパーがいるのですが、高規格だとその確率は低いと感じます。管理人がいればちゃんと注意してくれますし。

いざとなれば自宅に帰ってこれるところ

キャンプに無理は禁物です。

予想外の荒天やその他の状況で、キャンプをすぐに諦めて帰ってこれる距離にしておいたほうが良いと思います。

帰れないような距離だと、ちょっと無理してもキャンプを強行したくなっちゃうかもしれませんよね?

思っていたより風が強いとか、用意していた装備で対応できないくらい気温が下がりそうだとか、ちょっとでも危険を感じたらすぐに撤退するのがキャンプの鉄則です。

スーパー・コンビニやホームセンターなどが近いところ

山間のキャンプ場など、最寄りのスーパーまで車で1時間以上かかるところなんてザラにあります。

特に初心者のうちは、なにか足りなくなって急遽買い物に行きたくなることがよくあります。
車でさっと買い物に行けるような距離にスーパー等があるキャンプ場だと安心ですね。

キャンプをする時期はいつごろ?

初心者は春~秋

キャンプ自体は一年中出来ます。(冬期はクローズしてしまうキャンプ場も多いですが)

ただし、冬場のキャンプは他の時期とは別物だと考えておきましょう。
必要な装備からしてまるで違いますので、初心者の冬キャンプはリスクが大きいかと思います。

キャンプデビューに適しているのは夏、キャンプ場によっては春・秋も可だと思います。

春、秋はキャンプに最適な時期っていうのはよく言われていることですが、初心者に向いているかどうかはまた別の問題です。というのも、春・秋でもキャンプ場の夜は意外と寒かったりすることが多いんです。
特に標高の高いキャンプ場など、夜間かなり気温が下がります。

例えば、日本一キャンプ場が多いことで知られる山梨県の道志村ですが、ゴールデンウィークの時期でも気温5℃以下まで冷え込んだりします。これは夏用の身軽な設備で過ごすことのできる気温ではなく、キャンプ初心者には向きません。

予約とか必要?

少なくとも高規格キャンプ場は予約が必須だと思ってください。

実際には予約が必要どころか、近年は数ヶ月前に予約しないと休日には予約がとれません。
連休や夏休み中は、予約受け付けの時期を調べておいて、受付開始と同時に予約する必要があります。

キャンプ場によっては、予約なしで使用できるところもあります。
ただしこういったキャンプ場は、混雑期などは開場と同時に場所取り合戦に参加する必要があったりしますので、初心者向けではありません。

予約方法

キャンプ場によって電話だったりメールだったりとまちまちです。

高規格キャンプ上であれば、ほぼ確実にホームページがあります。
そこに予約方法などが説明されているはずなので、そのとおりにすればよいです。

特にキャンプ場だから特別な手続きが必要なわけではなく、普通の旅館やなんかの予約と一緒です。

なかなか予約が取れない場合には、キャンセル狙いという手もあります。

数日前から当日まで、キャンセルによって空きができることは結構多いです。
予約が取れない場合も、キャンプ場に問い合わせてみて、キャンセル待ちの可否や空き状況の確認方法を聞いてみると良いと思います。

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