キャンプ入門 1 : キャンプに必要なもの

キャンプ入門

ちょっとキャンプに興味があっても、最初は何をどうすればいいのかわからないし、なかなか踏み出しづらいんですよね。

僕の経験から、キャンプを始めてみたい人のヒントになりそうなことを書いてみます。

ちなみに、僕は特定の商品やメーカーをおすすめしないスタンスです。

はじめてのキャンプ

とにかくキャンプを経験してみたい。

まずは何を準備すれば良いのでしょうか? テントとか買わなきゃいけないんでしょうか?

この記事では、キャンプのために必要なもの(必要でないもの)について紹介します。

テント

キャンプといえば、まず思い浮かぶのがテントですよね?

この記事にたどりついた人は、きっと他のサイトで入門用のおすすめテントなんていうのをいくつも見ていると思います。

僕がおすすめするのは、僕の記事も含め、ネットでおすすめされているものは参考にしてもあてにせず、自分に合ったものをじっくり決めるという方法です。

なぜなら、一口にテントと言っても様々なものがあり、すべての人におすすめできる入門用テントなんて言うものは無いと思うからです。

これからキャンプを始めてみようと考えているならば、最初からテントを買わないとキャンプができないなんてことはありません。ここでは、テントを買わずにキャンプをする方法を紹介します。

実際にキャンプをやってみたけど、肌に合わなかったっていう人も多いです。まずはコテージやレンタルで様子を見るのもいいんじゃないでしょうか?

コテージ・バンガローに泊まる

コテージなどを使えばもちろんテントは不要ですね。

いきなりテントを買っちゃうのではなく、まずはコテージなどでキャンプを経験してみることができます。

僕の知っている範囲では、多くの人がこのパターンです。

テントよりコテージのほうが落ち着くという人もいますし、テントが面倒でコテージ泊をメインに切り替えるベテランキャンパーも多いですね。

僕もたまにコテージ泊をしますが、家族が虫嫌いでコテージを嫌がる(コテージには先住民のクモやゲジがいることがある)ため、メインはテント泊ですが。。

レンタルのテントを使う

コテージやバンガローでなく、テントで自然との一体感を味わってみたいというのであれば、レンタルで試して見るのも手ですね。

以下のような、キャンプ用品のレンタル業者もあります。

これら専門業者は、レンタルするテントや道具を選べる様になっていたり、クリーニングもしっかりしているので安心して借りることが出来ます。

過去に一緒にキャンプに行った知り合いがレンタルでテントなどを借りていましたが、状態の良いきれいなテントでした。

ただし、ちょっと割高ではあります。

キャンプ場によってはレンタルのテントが用意されています。こちらはテントを選べないことが多いですが、価格はだいぶ安くなります。

キャンプ場でレンタルすると、安い上に持っていく手間もなく、キャンプ場によっては設置を手伝ってくれたりします。

 

初めてのキャンプでなくても、例えば年に一回しかキャンプをやらない人などは、レンタルのほうが安くつくケースもあると思います。テントって、使わないときは邪魔だし車でも場所をとるし、レンタル使えばだいぶ楽になるだろうなあって思います。

僕は最初にテントを買っちゃったので、レンタルは使ったこと無いです。初めての頃、このようなレンタルのサービスを知っていれば使ったかもしれません。

タープ・シェルター

キャンプでのテントが寝室とすれば、リビングとなるのがタープやシェルターなどと呼ばれているものです。

最近では、タープといえばヘキサタープなどのオープンタープ(ポールとロープで大きな布地の屋根を作るもの)を指し、シェルターといえば、リビングスペースをすっぽり覆うタイプのもの(スクリーンタープとも呼ばれる)のことを言います。

日除け、雨よけが主な目的です。必須とは言いませんが、あると無いとでは快適性が全然違うので、あったほうが良いでしょう。(コテージなら不要なことが多い)
特に夏場の日除けとしては、これがないとかなり過酷なキャンプになります。

最近ではテントとシェルターが一体になった、”ツールームテント”も多いです。

(オープン)タープとシェルターのどちらが良いかは、好みの問題です。それぞれの特徴を上げると。

オープンタープ

  • 開放感がある
  • 設置、撤収が簡単
  • 軽い
  • 比較的安い
  • 冬は寒い
  • 虫の攻撃に晒される

オープンタープ

オープンタープは開放感バッチリ

シェルター

  • 雨でも比較的快適
  • 虫が入りにくい
  • 夏は暑い
  • 設置、撤収がやや大変
  • 重い

といったところです。

シェルター

シェルターなら虫の心配なし

ちょっと前までは、シェルターの人が多かったですが、最近はタープの人(あるいはツールームテント+タープの人)を多く見ます。

僕は主に開放感重視でオープンタープです。

もちろん、テントと同じくレンタルでOKです。

寝具

寝袋

寝袋(シュラフ)もあったほうがいいです。真夏でも、高地のキャンプ場などは夜に冷え込むことが多いです。

キャンプ経験があまりないうちは、夜の防寒について準備不足になりがちです。平地が熱帯夜でもちょっと標高が上がっただけで結構寒くなったりするので注意が必要です。

もちろんレンタルもあります。ただこればかりはレンタルに抵抗がある人もいるかと思います。
真夏の暑い時期で関東以西の低地であれば、高価な寝袋はいらないと思います。レンタルに抵抗がある場合は購入することになりますね。

マット

実は寝袋と並んで重要なのが、テントに敷くマットです。

寝袋自体にはクッション性はあまりありません。
マット無しで寝るのは地面が硬いのと、地面の冷気が伝わってくるのとで、結構辛いです。キャンプで寝付きが悪くなる人の多くはこれが原因だと思います。

コストを掛けずに済ませるなら、ダンボールで十分です。というか、ダンボールはかなり良い使い捨てマットだと思います。
僕は実際にダンボールで試してみたことがあります。何枚か重ねれば快適です。
ただ、テント全体に数枚重ねで敷き詰めようとおもうと、結構な量になってしまいますね。

定番はいわゆる「銀マット」と呼ばれるものです。多くの人がこれを使っています。ホームセンターなどでも安価に売っていますね。

最近は以下のようなEVAフォーマットの折りたたみ式マットが安く売られるようになりました。

コンパクトに折り畳める割にはクッション性もよく、使いやすいマットです。

テーブル・チェア

基本的にこれらは必要です。食事をしたり、まったりくつろいだりするためには必要ですね。
天気の良い温かい日にピクニックスタイルで地べたにシートを敷いて食事をとったりはできるかもしれませんが、終日それで過ごすのはちょっとつらいと思います。

これらは安易に安物、あるいは高価なものを買わないほうがいいと思います。

キャンプの場合、大雑把にはイスタイルとロースタイルに分類されるスタイルがあります。
簡単に言うと、ダイニングテーブル/椅子のような良い姿勢で過ごすハイスタイルとリビングのソファの用にリラックスした姿勢で過ごすロースタイルです。

最近のはやりはロースタイルで、今は僕もロースタイルです。
ただし、僕自身、ハイスタイルのほうが過ごしやすいと思っています。そのあたりは以下の記事で述べています。

キャンプでのハイスタイルとロースタイルのメリットとデメリット
最近、キャンプでのチェアーとテーブルをハイスタイルからロースタイルに変えました。 目的は、荷物を軽量・コンパクトにするためです。 長いこと続けてきたハイスタイルから、ロースタイルにきりかえていくなかで、それぞれのメリット、デメリ...

いずれにしろ、これは人によってかなり好みが分かれるところだと思います。
レンタル等でお試ししてみるのが良いのではないでしょうか?

調理器具

食器・カトラリー類

食器やカトラリー(スプーン・ナイフ・フォーク等)も必要になります。

初めてキャンブでは使い捨ての紙皿、紙コップや割り箸等でもいいと思います。
ただし、無駄遣いして足りなくなったり、風で飛んでソースを撒き散らしたりとかしてイライラのもとになりがちなので、食器についてはいずれ使い捨ては卒業していくことになると思います。

僕が現在使っている食器と、それらを選んだ経緯については、以下の記事に書いています。

キャンプで使いやすい食器とは? : IKEAのプラ食器はキャンプに向いていなかった
キャンプの際には安くて丈夫なIKEAのプラスチック食器セットを使っていましたが、ある欠点があってキャンプで使うのをやめました。その理由と変わりに

調理器具類

キャンプで料理をするなら包丁やまな板等も必要になります。

これらについては普段家で使っているものをそのまま持っていくのが一番使いやすいです。

普段使っているものを傷つけたり錆びさせたりするのが心配な場合は百円ショップで揃えれば問題ないです。

アウトドア用のナイフもありますが、少なくとも調理に関しては普通の包丁の方が使いやすいですし、普通のファミリーキャンプでは、調理以外でナイフが必要となることは稀です。

現地の道の駅などで食材を調達するのでなければ、事前に食材はすべてカットして持っていくこともできますね。

火器類

キャンプでぱっとイメージするのはバーベキューですよね。

バーベキューコンロはキャンプ場でレンタルすることができる場合があります。あるいはバーベキュー場が用意されているキャンプ場もあります。こういった場合はバーベキューコンロは不要ですね。

ただ、キャンプ料理の中でも意外と難しいのがバーベキューだったりします。特に初めてのときは炭火の扱いが難しいですね。

このあたりは、以下の記事も参考にしてもらえると良いと思います。

バーベキューで失敗しない方法
炭火焼がおいしい理由、炭の種類やその特徴からバーベキューで失敗しないためのコツなどを紹介。

準備や後片付けを考えると、バーベキューって実はアウトドア料理の中では面倒なほうです。

キャンプ始めたてのうちはカセットコンロも用意していくのが良いと思います。最近は大多数のキャンパーが使っているように思います。

アウトドアでも使える、比較的風に強いものが良いです。

ガスカートリッジがどこでも手に入れやすいという意味で、入門向けとしてはイワタニ製のものがいいと思います。

カセットコンロは使って良いボンベが製品ごとに決まっています。基本的に、A社のカセットコンロにはA社のガスボンベしか使ってはいけません(各製品の説明書等に対応するボンベが書いてあると思います)。
カセットコンロに他メーカーのカセットボンベは使えるのか?
原則として、カセットコンロに他メーカー製のカセットガスを使ってはいけません。 なぜ使ってはいけないのか? なぜ「原則として」なのか? その理由を説明します。
僕の場合、メインはバーベキューコンロとカセットコンロです。
アウトドア用のシングルバーナーも持っていきますが、実用性を考えているのではなく、ほとんど嗜好品としてたまに使っているくらいです。

クーラーボックス

食材や飲み物を持っていくのに必要です。

通常食材などは事前に用意しておくと思うので、こればかりはキャンプ場でレンタルというわけにはいきませんね。

とはいっても、大きなハードタイプのものは、普段の置き場所にも困りますし、ちょっと高価です。

入門用にはソフトクーラーというものがいいかもしれません。

ただし、この手のクーラーは保冷力は弱いです。保冷剤を多めに入れたり、食材はなるべく事前に冷凍にしておくなどの工夫をしておかないとだめです。

そして、僕の経験上はソフトクーラーは夏場だと1泊のキャンプが限界です。2泊以上する場合は、2日目以降の食材は現地調達などにする必要があります。
※ 夏場はハードクーラーでも2泊が限界ですが。。

ロゴスの保冷剤は定番です

照明器具

キャンプ場の夜は暗いです。初心者は見落としてしまいがちですが、キャンプに照明器具は必須です。焚き火の明かりなんかではまともに食事もできないですよ。

ランタン

テントなどをレンタルしているようなキャンプ場なら、ランタンもきっとレンタル可能です。

ただ、万が一の災害に備える意味でも、買ってしまっても無駄にはならないものだとは思います。

初めて買う場合は、明るいものを選んだほうがいいです。通常はメインの明るいランタンを1台と、場合によってサブの小さめのランタンを用意する感じの人が多いです。
サブのランタンは雰囲気作りの意味もあり、メインランタンが十分明るいものであれば必須ではありません。

入門用のランタンの光源としてはLEDがいいと思います。

LEDのランタンは、ガスやガソリン燃料のものに比べて、以下のメリットがあります。

  • 安全 : 酸素を消費したり、倒したりしても燃料がこぼれたりしません
  • 静か : ガスやガソリンランタンは燃焼音がそこそこうるさいです
  • 虫が集まらない : 虫を寄せる紫外線が出ないので、虫が集まってきません
  • 熱くならない : 火を使わないので、やけどするほど熱くなったりしにくいです

とくに小さなお子さんがいる場合は、安全性を考えるとLEDにすべきです。

懐中電灯・ヘッドライト

夜にトイレに行ったりするのにも必要です。できれば1人に付き1台用意しておくのが良いと思います。

キャンプの場合は、1台はヘッドライトがあると便利です。食後の片付けなど、両手に洗い物をもって炊事場まで移動したりすることはよくありますので。。

GENTOSのヘッドライトが定番です

その他

もちろん、ここであげたものだけで十分に快適なキャンプができるわけではありません。

例えば、夏場は虫よけスプレーや蚊取り線香が必要になることもありますし、カセットコンロを持っていかない場合はマッチやライターも必要になります。炭火を使うならうちわもあると便利です。

何が必要になるかは、その人のキャンプスタイルによって変わってきます。

初めてキャンプの場合、完璧に必要なものを揃えていくことは難しいです。
万一の不足に備えて、近くにスーパーやホームセンター等があるようなキャンプ場を選んでおくといいのではないかと思います。

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