最近、キャンプでのチェアーとテーブルをハイスタイルからロースタイルに変えました。
目的は、荷物を軽量・コンパクトにするためです。
長いこと続けてきたハイスタイルから、ロースタイルにきりかえていくなかで、それぞれのメリット、デメリットも見えてきましたので紹介していきたいと思います。
チェアとテーブル
まずは、僕がハイスタイルとロースタイルでそれぞれ使っているチェアとテーブルについて紹介します。
ハイスタイル
チェア
最初はホームセンターにある激安のチェアを買ったのですが、座り心地や安定感が悪く、さんざんいろいろなチェアを店頭で見て決めたのが、コールマンのカップホルダー付きスリムチェア(現在は廃版)です。
座面の布地がピンと張られている、ディレクターズチェア風の座り心地が僕には丁度良く、このタイプのものの中では軽くて畳むと小さくなることが気に入っています。ロースタイルのチェアを買ってしまった今でもまだ処分する気になれず、とっておいてあります。
残念ながら廃版になっていますが、現在はこちらが後継になっているようです。店頭で座った限りでは似たような座り心地(ちょっと生地の張りが弱く感じたくらい)でした。
なんか、脚を縮めたらロースタイルに対応できるようになっているし、進歩していますね。
昔はもっとカラーバリエーションがあったので、僕のは違う色なんですよね。
テーブル
コールマンのスリム四つ折BBQテーブルです。(こちらもすでに廃版になっているみたいです)
テーブルの中央付近にバーベキューコンロを設置できるのが便利かと思い、バーベキューコンロとセットでセールしていたものを買いました。
思った通り、バーベキューをよくやる我が家ではかなり使いやすいです。
ただし、3~4名の家族で使うにはちょっと大きく、それだけにかなり重量があり(約11kg)、畳んでも大きいです。
これの重さに嫌気がさしたのが、ロースタイルを考え始めたきっかけでもあります。
ロースタイル
チェア
ヘリノックスのサバンナチェアとロゴスのグランベーシックチェアfor2です。
ヘリノックスの方は大人用、子供(身長120cmくらい)にはヘリノックスは座りにくそうだったのでベンチにしました。
このチェア選びについては、かなりいろいろなショップをまわって、さんざん検討したうえで決めたものです。その話はちょっと長くなりそうなので別記事にする予定です。(けっこうこだわって選んだんですよ)
というか、子供部屋におくためにわざわざ専用カバーのあるロゴスのベンチにしたんですよ。いわゆる鹿ベンチと比べるとかなり高かったけど。
テーブル
テーブルはまだ変更していません。コールマンのテーブルは、足の長さが変えることでロースタイルに対応できるのでそれを使っています。
ただし、ロースタイルにしたい原因の大部分がこの重くて大きいテーブルなので、いずれなんとかしたい(軽くてよいテーブルに変えたい)と思っています。
チェアもそうなんですけど、問題はとにかく高額なんですよね。
ロースタイルのメリット・デメリット
僕が実際にハイスタイルからロースタイルに変えてみて感じた、ロースタイルのメリットとデメリットについてまとめます。
ハイスタイルのメリットとデメリットはこれの逆になります。
メリット
これが目的でロースタイルにしたので、当たり前なんですが、収納時にコンパクトで軽量です。
ただし、僕の場合はテーブルを変えていなかったり、ベンチを使ってしまっているので、むしろ大きくなってしまってますが。。
チェアは収納サイズも重さもだいたい半分になりました。(ベンチを除く)
それと、チェアによるとは思いますが、何もしないでビール片手にまったりするには最高です。昼寝にもいいと思いますよ。
デメリット
デメリットはなんと言っても料理と食事のしにくさですね。
これもチェアによるかと思いますが、多くの場合はチェアに深く座ることになるので、椅子にもたれたままだとテーブルに手が届きません。
特に、わが家が選んだヘリノックスのチェアはこの点ダメですね。
我が家の場合、キャンプ料理はみんなが囲んだテーブルで一緒に作るスタイルなんです。
ただ、ヘリノックスのチェアに座ってこれをやるのはつらいです。結局調理はベンチかPATATTOに座りながらやっています。
PATATTO知っていますか?
軽量・コンパクト性では最強かもしれない折りたたみ椅子です。
メーカーサイト
長時間座って食事をとったりするには快適とは言えませんが、ちょっとしたことでちょっと腰掛けたいときなんかにはとても便利です。
食べる姿勢も行儀が悪くなってしまいがちです。前かがみの猫背になるか、皿を手に持って食べることになります。
食事のときだけでも、ロースタイルではなくてお座敷スタイルにしてしまうのも手かもしれませんね。
これにしておいて良かったと思ったお皿が、サーモスの真空断熱プレートです。熱々のカレーライスを盛った皿を手に持って食べることになってしまったわけですが、最近衝動買いしていたこの皿が役に立ちました。皿にしてはかさ張るし価格も高いのですが、断熱性のおかげで、手に持っても全く熱くないんです。
食器を変えた話はこちらの記事で
どっちが良いか?
しょうもない結論で申し訳ないですが、どっちが良いかは人それぞれだと思います。
ハイスタイルがいいかもしれない人
- 収納や運搬時の大きさは気にならない
- 食事のしやすさを重視する
- 料理はテーブルを囲んでみんなでワイワイやりたい
- カードゲームなど、テーブルを使う団らんを重視する
ロースタイルがいいかもしれない人
- 収納や運搬時のサイズや重量を重視する
- 作業をしないまったりタイムを重視する
- 調理は別途キッチンテーブル等を使っている
- ロースタイルのほうがオシャレでいいと思う
- 座ったまま酒飲んで寝たい
僕の場合
ロースタイルのメリットを享受できているのは、夕食の片付けを終え、子供が寝てから消灯までの短い時間だけですね。
僕の場合、基本的に昼間は子供と遊んでいたり、キャンプ場の外に出てしまうことが多いので、食事以外ではテントサイトにいないことが多いです。
タープの下でゆっくりと時間を過ごすことが少ないので、ヘリノックスの良さを充分に味わえていないですね。
軽量・コンパクトについては、大人が座るチェアだけで、子供用のベンチを導入したり重いテーブルをそのまま使っているせいで、むしろマイナスになってしまいました。
このための出費も馬鹿にならない金額だし、まだロースタイルでの過ごし方に慣れていないだけかもしれないので、当面はロースタイルでいくと思います。
ただ、ハイスタイルは捨てがたく、チェアも処分できずにいるため、結局ものが増えてしまい、当初の目的(コンパクト収納)は現在のところ大失敗なんです。。